テーブルの花 その2
どうしても真中に色を合わせた花を飾りたいときは、すべてが揃ってキャンドルにも灯をつけて、お客様を迎えてワインなどを注ぐまではそのまま。
初めのワインで話が弾みだしたころ、そっと花は脇にはずして、その真中にまずはオードブルの盛皿を並べます。
人間って不思議なもので、初めに眺めた美しい花の印象はずーっと頭のどこかに残って覚えているものです。
たとえば夏のブルーのコーディネートのとき、ブルーのクロスにブルーの麻のナプキンが各々のお皿の上に幾つも並び、同じブルーのキャンドルに灯をともします。
その真中に涼しげなガラスのボールに氷を入れて、紫陽花の花を2、3輪、茎を短くして浮かべます。
ぬれたグリーンの葉もたくさん入れて。
その色の合ったすてきさは、なかなかのもの・・・。
最後に食事が一応終ってデザートになるとき、またコーヒーやお茶になって、元に戻しても、何の違和感もなく再びとけこんでくれるはずです。